龍ケ崎の歯科医院(2018)
郊外の大きなスーパーマーケットの一角にテナントとして入居する歯科医院の計画です。
計画の敷地となるテナントスペースは4mの天井高さと3面に渡るガラスのカーテンウォールを有したホールのように明るく開放的な空間でした。わたしたちは、このテナント空間の質を他にはない場所の個性としてポジティブに捉えつつ、来院者へ安心感を与える居心地の良さと医院の運用を円滑にする機能性を同居させる計画を目指しました。
具体的には、歯科医院に求められる消毒室やX線室など、スタッフが使用する部屋をまとめてひとつのヴォリュームとし、それをテナント空間の中央に配置することによって、大空間を待合(=ラウンジホール)と診療室(=メディカルホール)へと二分する平面計画をおこないました。ボリュームの高さを2m強の身体的な寸法とすることで、天井高4mのふたつのホールに開放感と居心地の良さを共存させています。
建築に求められる機能を形態に置き換えることによって、人々の居場所となる空間をつくりだすことを目指しています。
(計画概要)
1,主要用途:診療所(歯科医院)
2,建設地:茨城県龍ケ崎市
3,規模:地上1階
4,主構造形式:鉄骨造(既存建築物)
5,延床面積:85.46 ㎡
6,計画期間:2018.1 - 2018.6
7,計画状況:竣工